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2014.10.12 Sunday

2014Jシリーズ:富士見パノラマ秋レポート:決勝当日

10月12日(日):決勝当日

朝の試走が始まります。いくつかのラインを試しながら、昨日、掴みかけた身体の位置や使い方を思い出すように走ります。青木卓也選手がスクールで教えてくれた身体の使い方とバイクのコントロール方法、そしてそれを実現するためにみっちゃんが考えてくれたトレーニングメニューの成果が、半年ほどかかってやっと目の前に現れたのです。

2014J富士見秋信州ふぉとふぉと館21.jpg
Photo by 信州ふぉとふぉと館

2014J富士見秋DSK朝試走.jpg
Photo by dsk24

3本の試走を走って、ピットに戻ります。最後にもう一本、決定したコースを走って終わりにしたかったのですが、どうやら試走時間に間に合いそうに無いので、諦めました。

IMG_3746.JPG

予選の一時間前から徐々に準備を始めます。ローラー台に固定したバイクを漕ぎ、身体を運動モードに入れます。B.aメソッドを使って、身体をコンディショニングし出力できる状態にします。みっちゃんに手伝ってもらってハムストリングスと臀筋の連動を引き出してもらいます。

予選に向かうゴンドラから見下ろしたコースは乾いていました。

「ウイングヒルズの二の舞はしたくない。今日はドライだ。恐れずに攻めていこう」

ウイングヒルズでは、コースはドライだったのにウェットの感覚から抜け出す事ができずに、力を出し来ることが出来ませんでした。攻めの姿勢で走ることを自分に言い聞かせ、山頂駅でゴンドラを下りました。スタート地点までコースを流しながら、スピードとリズムを取り戻していきます。 

全てがシンクロしていると感じます。今シーズンで一番良い感じがしています。

スタート台の列がどんどん短くなり、前のライダーがスタートラインにつきます。ゴーグルを着け、ギアがスタートの位置に入っていることを確認します。前のライダーがスタート。

30秒後には僕のスタートです。スタート台にバイクを押して入り、バイクの方向を決めると跨がります。両側のペダルに靴の底の金具を差し込み、固定します。左手でスタート台の手すりを持ち、時間を待ちます。10秒前に最初のブザーが鳴り、5秒前からスタート出来ます。

ゆっくりと5を数えたところで、5秒前のブザー、カウントダウンが始まります。

手すりに置いていた左手をハンドルバーに戻しながら、左のペダルに体重を乗せていき、右のペダルを引き上げます。スタート台に設置されたタイマーのゲートを、前輪が押して開き、計測がスタートします。

2014J富士見秋マッツさん.jpg
photo by matts

直ぐに左へターン。一速シフトアップしながら滑りやすいターンを右に倒し込んで、小さな登り返し、そして左に一気に下ります。向きが変わったところでもう一速シフトアップ。水切りを飛んで、ペダリングを入れます。軽く感じたので、もう一速シフトアップ。砂利のジープトラックを加速します。

小さなバンクに当て込んで、左へ向きを変え、立ち上がりにペダリングを入れると、僕に取っては超高速の左ターンにチャレンジ。

直線を勢いで駆け下りると、可能な限りブレーキを我慢して進入、バンクに当てに行きます。バンクの向こうはネットです。失敗すればネットに引っかかるか、その向こうの崖の下。のどから心臓が飛び出しそうになるのを我慢しながら、脚に伝わってきたバンクの衝撃にほっとして前を向きます。

2014J富士見DSK予選.jpg
Photo by dsk24

そのスピードのまま、登り返して頂上で右に向きを変え、木の根を飛び越えながら斜面を飛び降ります。もっと速く走れそうな気がするのですが、まだ上手く行きません。斜面を駆け下りた勢いでテーブルトップジャンプにチャレンジします。

「飛んじゃダメですよ」

匠君のアドバイスが頭に浮かびます。左の斜面に後輪を当てるように飛び出し、直ぐにバイクを地面に落とします。

2014J富士見秋kegani予選.jpg
Photo by Kegani Mushi

ペダリング開始。Aコースを離れゲレンデのリフトを回り込みます。

141012_133540.jpg

路面に残っているタイヤ跡では無く、直線的に進入し一瞬だけタイヤ跡の轍をバンク代わりに切り返して、右に進入していきます。リズム良く左にバイクを倒し返して、あの身体の感覚通りに荷重。

「あ!」

後輪が路面を捉えてくれません。濡れた赤土の表面を、ぬるぬると滑ります。左膝のプロテクターが地面に付き、衝撃が伝わります。時間がすごく長く感じます。左の肘も接地。バイクは半回転して反対向きに止まってしまいました。

爆発してしまいそうな感情を、かろうじて抑え込み、バイクを起こし飛び乗ります。

「ここで諦めない。まだ攻める」

完全ドライでは無いことに気づきましたから、少しペースは抑えますが、でも、もう一段階プッシュ。

2014J富士見秋信州ふぉとふぉと館23.jpg
Photo by 信州ふぉとふぉと館

2カ所、ミスをしましたが、いつも怖い沢越えも飛びすぎるほどのスピードで進入。

「もっと早くペダリング始められるよ」

みっちゃんのアドバイス通り、ゴール前のゲレンデを全力でペダリングしながら駆け下ります。

DSC_0068.JPG

「転んじゃった」

ぐちゃぐちゃの気持ちを抑えられなかったので、ゴール地点にいたみんなにそれだけ伝え、ピットに戻ります。

結果は2分35秒883。50位で予選落ち。

今後の可能性に期待がもてる手応えはあるものの、転倒が悔やまれる結果でした。ゴール前のゲレンデで見ていたみっちゃんも、タイムが10秒間違っている、と感じたくらいのスピードで走れていたそうなので、今後もトレーニングを続け、安定した速さを手に入れたいと思います。


サポートして下さる皆さん、応援して下さる皆さん、そしてみっちゃん、いつも有り難うございます。

協力(敬称略)
Yuris
フレーム及び部品サポート
Marsh自転車に関する全てのサポート
重力技研サスペンション及び技術サポート
Drop8 :ウエアサポート

body architectフィジカルサポート
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