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2014.09.27 Saturday

2014年ジャパンシリーズダウンヒル岐阜ウイングヒルズ大会・決勝日


9月27日(土)

決勝当日です。

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実は夜の2時頃、晴れの予報だったのに突然強めの雨が降り、完全にドライになると思っていた気持ちに不安がよぎりました。実はこの雨、この日に突然噴火した、御嶽山の水蒸気が噴き出した物では無いか、と言われているそうです。

そこで、急遽手に入れたマジックマリーを後輪に装着。フロントはダーティーダンカットのまま、朝の試走に向かいます。当日は試走が1時間40分しかないタイトスケジュール。一本目は身体を起こすための走りです。そう思っていたのですが、気合いが入りすぎていたのでしょうか、スタート直後のオフキャンバーの左ターンでスリップダウン。あまり気持ちの良くないスタートとなってしまいました。

タイヤの組み合わせは悪くない気がしたので、二本目、三本目と続けて走ります。三本目の時にフロントのポジションが低い気がしました。フォークが沈んでしまって、伸びてこない感じです。四本目はリアユニットのセッティングを沈みやすくして行くことにしました。

同時にフロントタイヤをセミウエットのマジックマリーに交換。この走りが思ったより良かったので、これで予選に挑もうと決め、ピットに戻ります。

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Photo by Kegani Mushi

ここで、ちょっとした事件が発生。

後輪はほぼ新品なので、そのまま行き、前輪を交換しようとしました。ところが、ふと見ると新品のタイヤはコンパウンドがDH用の柔らかい物では有りません。ここで迷ってしまいました。気づかずに組んでいれば、四本目の試走の時と同じコンパウンドのタイヤですから、たぶん全く問題なかったと思います。タラレバですが、問題ないどころかより良い結果だった可能性も否定出来ません。

ですが、迷ってしまいました。ダウンヒルがメンタルスポーツだと言われる一端でしょう。この日は、このメンタルの部分がうまく噛み合わなかったように思います。

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結局、迷った末に、路面に対して少し重いのですが、ダウンヒル用のコンパウンドのダーティーダンカットで行くことにしました。みっちゃんが用意してくれた補給食を摂り、身体の準備を行います。いつものように最終的なポジションの手応えを確認してもらい、予選に向かいます。

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スタートのギアにチェーンがかかっているのを確認すると、ゴーグルを装着しスタート台に上がります。両足の金具をペダルに固定させ、右手でステート台の手すりを持ち、タイマーを見ます。10秒前に小さくブザーが鳴り、5秒前からスタート出来ます。

ゲートを前輪で押しのけ、スタート台の傾斜を駆け下ります。朝一で転んだところを抑え気味に抜けると、第一シングルまでの堅く荒れたゲレンデ。跳ね上げられるのを抜重でいなしながら、第一シングルへのブレーキング。

「乾いてる?」

と思いながら進入。滑り難くなっていることには気づきましたが、うまくドライのペースに上げていけません。第一シングルをいったん出て直ぐに戻るセクション。昨日のタイムドセッションで転んだラインでは無く、ずっと練習していたラインを走ったのですが、ここでもブレーキを離しきれず速度が乗せられません。

「遅い!」

それを感じているのに、走りの感覚が変えられないもどかしさ。ゲレンデを横切り、再びシングル。タイトにテープを張られたターンに、直線的に進入してブレーキを離し加速させようとしますが、ここもスピードに乗せきれません。

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レストランルックの下を走り抜け、ゲレンデに飛び出します。ペダリングを入れて行きたいのですが、それも上手く行きません。去年骨折したポイントを今できる最高のスピードで走り抜け、ゴール前の急斜面に突入。グリップが良くなった路面に、フロントのダーティーダンが食い込んでしまって前に進みません。

もどかしく、ゴールラインを通過。

「3分36秒。現在暫定31位」

MCアリーさんの放送が聞こえました。予選を通過出来るのは30位まで。走り終わった時点で、予選不通過が確定なのです。
力が抜けてしまって、ゴールエリアでバイクの上にうずくまってしまいました。

昨日まで、あれだけうまく準備をして来られたのに、当日にこんなにぼろぼろになってしまうとは。レースに「もし」はありません。でも、今回ほど、もう一度走らせて欲しいと願ったレースもありません。もっと速く走れた!そう言っても仕方がないのはわかっていますが、でももっと速く走れた。悔しくって、仕方がありません。

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でも、こうやってレポートを書きながら、もっと速く走れる感覚があることに感謝の気持ちがあります。その為に出来る事は全部やろう。そう思っています。

サポートして下さる皆さん、応援して下さる皆さん、そしてみっちゃん、いつも有り難うございます。

協力(敬称略)
Yuris
フレーム及び部品サポート
Marsh自転車に関する全てのサポート
重力技研サスペンション及び技術サポート
Drop8 :ウエアサポート

body architectフィジカルサポート
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