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2014.07.26 Saturday

MTBエンデューロワールドシリーズ:第5戦:コロラド大会:二日目

【7月26日(土):二日目】

今日はステージ4,5の試走。ステージ3,4,5のレース。そして、たぶん明日のステージ6.7の試走です。既に身体はぱんぱんですが、しっかり朝飯を食って、バイクをメンテして出発です。

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【二日目:ステージ4.5試走】

8時にコースが発表になるとのことだったので、7時半にコンドミニアムを出発。指定のレッドブルテントに来てみるとオープンクラスの選手が集まっています。地図を見ることは出来たのですが、どうやらスタートは10名ずつのウェーブスタートの様子。試走に行ったかどうかもチェックされているようです。

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でも、これだとマスターズ40+のスタートは何時頃になるんだろう。そういえば、まだマスターズの選手はほとんど見ない。結局、マスターズの選手達が現れ始めたのは9時過ぎ。それでも早すぎたようで、結局僕らのスタートは10時過ぎ。後から来た選手に、何で時間がわかったのかを聞くと、どうやら毎回こんな感じらしい。EWS時間に早く慣れなきゃ。


10時を過ぎて日差しが強くなってきました。これから自走でスタート地点に向かい、ステージ4.5の試走を行います。
ここは、パークの中のルートではないので、今日一日だけ走らせてもらうみたいです。だから、朝に試走をして、夕方レースで走ります。ステージより、スタート地点まで行くリエゾンの方が心配です。 

【二日目:ステージ4.5試走に向かうリエゾン】

実際のレースでは使われないリエゾンルートなのですが、これ、昨日偶然下ってきたとても気持ちのいいフローなトレールです。つまり、登るととてもキツイ。しかも、強い日差しの中、じりじりと登ります。

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早めに諦めて、押して上がります。後ろからスタートした人にも抜かれ、どうも最後尾の方にいる感じがひしひしとします。このままだと、タイムアウトで失格になるかもという恐怖感とも戦いながら、試走のためのスタート時点に向かいます。そう、まだレースステージではないのです。

なんとか頑張ってステージ4のスタート地点に到着。すると、既にレースステージが始まっているオープン女子のトップ選手がスタート地点に到着し始めました。トレーシー・モズリー選手やアン・カロライン・ショソン選手などのトップ選手と同じスタート地点にいるのは、ちょっとワクワクする体験です。

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【二日目:ステージ4.5試走】

ですが

「試走の選手は早くスタートしろよ」

と言われて、慌ててコースインします。ステージ4と5は繋がった区間です。どうやら、続けてコースにするには困難な区間があるので、そこを除く形で2つのステージに分けられています。緩やかな斜面にある、あまり高低差のないペダリングステージです。しかも、乾燥してしてパウダーな路面なので、転倒者続出。

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様々な路面でレースが出来る、エンデューロの醍醐味です。

【二日目:ステージ4.5の試走からステージ3レースへのリエゾン】

リエゾンとは、移動区間のことです。タイムを競うわけではありませんが、次のステージのスタート時間には間に合わなければなりません。そして、このリエゾンがきつかった。ほぼフラットで風もなく、太陽がじりじりと照りつけます。コースとしては一番下の辺りなのですが、標高は2700メートル。酸素は相変わらず薄いのです。

若干の熱中症と脱水が起きていたんだと思いますが、自分のステージ3のスタート時間を勘違いしてしまって、完全に間に合わないと思い込んでしまい、パニックになってしまいました。

そして、リエゾンルートはとてもハード。クロスカントリーレースをしている気分です。エンデューロは本当にMTBの全てを網羅しているな、と、この時はさすがに泣き出しそうでした。

なんとかクロスカントリーレースのような区間を走り抜け、一度コンドミニアムに戻りました。身につけていたダウンヒル用のプロテクターを脱ぎ、肘のプロテクターも外します。随分悩んだのですが、リアットネックブレースだけは付けていくことにしました。とにかく全身が鉛のように重くて、下りすら楽しくなくなっていたのです。

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標高3200メートルでリフトを降りると、ここから更にステージ3のスタート地点まで自走で標高を稼ぎます。ガーミンのデータで見るとステージ3スタート地点標高は3400メートルでした。

登って居る途中で自分のステージ3のスタート時間、1時1分30秒を思い出し、間に合うことに気づいてほっとしました。プロテクターを外したことで、どうやら熱中症から回復したようです。楽しむ気持ちが復活してきました。

【二日目:ステージ3レースラン】

ステージ3は岩ごつのトレール。何度も走ったことがあるタイプのトレールですが、レーススピードで走ることはあまりありません。去年はここで沢山のバイクが壊れたそうですが、よくわかります。可能な限り浮かせ気味に走りたいのですが、既に身体は疲労でぱんぱん。気持ちのようには動いてくれません。

ここはよりタイヤ径の大きな29erの方が楽かも知れない、と思いながら走りました。エンデューロでは26インチ、27.5インチ、そして29インチのバイクを選択する選手が未だに混走の状態です。まだどんなバイクがベストで、どんな装備がベストなのか定まっていない状態なのです。まだ、発展途上のイベントなのです。

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部分的には岩が集中していて、バイクを降りて押した方が良いのではないか、と思うような所も有り、岩と岩の間にフロントホイールが刺さってしまって前転しないように、走るので疲れてきました。後半はペダリングセクションなのですが、脚が売り切れてしまい、またしても30秒後ろでスタートしたエドに抜かれてしまいました。エドは標高1400メートルくらいのデンバーに住んでいるので元々この標高に離れている様子。元気いっぱいです。

【二日目:ステージ4へのリエゾン】

ジープロードを、ほぼ上り返します。

昨日の試走のリエゾンの時に、フルフェイスでは息苦しすぎることがわかったので、 OGK KABUTOのFM-8を使用して呼吸を確保します。当たり前ですが、レース中はヘルメットの着用が義務になっています。他にはフルフィンガーグローブとニーガードが義務装備で、レースステージではフルフェイスヘルメットが義務装備です。

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なので、多くの選手がリエゾンではヘルメットを交換しています。もう一方のヘルメットはザックに固定します。最近のトップ選手はフルフェイスヘルメットのままリエゾンを走る人も増えてきていて、メーカーもそれを意識したヘルメットを作り始めていますね。

それでも息が切れてしまうので、バイクを降りて押しました。

【二日目:ステージ4レースランとリエゾン】

なんとか頑張ってステージ4のスタート地点に到着。ちょっと余裕があるので、補給を取りながら身体を休めます。ステージ4は2分を切る短いステージ。夢中になりすぎないように気をつけます。

林の中を切り返すタイプのトレールでブレーキングとペダリングを繰り返します。針葉樹林なので結構滑ります。出来るだけ細かくギアチェンジして脚に合わせたいのですが、なかなか難しいところです。標高のせいかフロントのフォークの動作が堅く感じ、また少しブレーキがエアを噛んでしまったようですが、ここは無事にゴール。

そのまま止まらずにステージ5のスタート地点に向かいます。

途中、完全に押し上げる岩の丘があり、たぶんここを避けるためにこのようなステージ構成になっているんだと思います。

【二日目:ステージ5レースラン】

ステージ5までが今日のレースラン。でも、その後に明日の練習があります。ステージ5は虫対策のために、伐採された林の中を走る、完全に乾いた路面です。リエゾン対策で空気圧を高めに設定したタイヤでは、トラクションが上手く掛からず、フロントが逃げまくります。標高のせいか、それとも腕が上がってきたのか、フォークの動きを渋く感じます。フォークの空気圧が高くなっているのかも知れません。

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それを押さえ込みながら、曲がりくねったシングルトラックを走り抜けます。路面はぱふぱふのパウダーのような砂。もう少しフロントを浮かせ気味に走れれば良いのでしょうが、その体力が無くなってきました。

試走の時よりも、長い距離を走ったような気がした頃、ゴールラインを通過しました。

【二日目:ステージ5後のリエゾン】

これからステージ6と7のコースを確認して、試走に向かいます。

ですが、ステージ5のゴールから会場までのリエゾンが全くのフラット。しかも、今朝一度走っているため、そのキツサをしっかりと覚えています。予備のために、インナーギアを付けてきていますが、フロントシングルギアで走りきれるかのテストも兼ねていますから、なるべくインナーは使いたく有りません。

なんとか頑張って、会場に戻り明日のコースのステージ6と7を確認します。ステージ6のスタート地点は今日のステージ4のステート地点の近くのようです。予定では今日の朝とほぼ同じ登りのリエゾンがある予定です。明日の朝も、思いやられます。

今日はステージ6のスタート地点まではリフトを使って上手く行けそうなので、早速乗り込みます。パークのコースを気持ちよく下って、ステージ3から4へとリエゾンした、見覚えのあるジープロードに出ます。ここからステージ4のスタート地点の方に向かい、スタート地点だった場所から右へと登って行きます。

ちょうど登り切ったところにステージ6スタート地点の案内。

「やれやれ」

ヘルメットを脱いで一息ついていると、後から来たライダーが話しかけてきました。

「ここはもう走ったのか?」
「まだだよ」

と返事をしながら、よく見るとブライアン・ロープスです。憧れの選手を前に、ちょっと舞い上がってしまいます。なんたって、彼が使っているからお揃いのフロントフォークにしたぐらいです。

「セドリックやら、誰に聞いてもペダリングステージだって言うよ」
「それは大変だ。疲れちゃったよ」
「まあ、楽しもうよ」
「同じフォークだね。でも、そっちの方が長い気がするよ」
「そっかな?160だよ」

ヘルメットをかぶると、あっという間に消えていきました。

【二日目:ステージ6の試走】

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実際に走って見ると、あまり標高が変わらず、木立が迫る感じのシングルトラックのコース。ファイアーロードを抜けて反対側に行くと、やっとジープトラックが下り始める感じです。

ゴールした時はグッタリなのですが、気がつくとここはステージ5のゴール地点の近く。つまり、さっきのリエゾンをもう一度走らないと、帰れません。

「まじか〜〜〜」

もう、ステージ7の試走は諦めることにしました。ようやく、リエゾンを終えなんとか体力を回復しなければ、と思って居たら成富さんの奥さんが、お肉を用意して下さいました。買い出しに行くか、食べに行くか悩んでいたところだったので、心遣いがとても身に染みました。

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ご飯を食べてほっとしていると、主催者からメールが届き、明日のリエゾンは今朝登ったあの辛い登りから、リフトアクセスに変更になったとのこと。3人の間に安堵感が溢れ、コンドミニアムが柔らかな雰囲気に変わりました。
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